猫に必要な一日のカロリーを大検証

人も猫も健やかな成長や体型維持には一日の必要カロリーをきちんと把握することが大切です。
しかし年齢や性別、体型によって必要なカロリーはことなるため、どのように把握すればよいのでしょうか。
そこで今回は猫の一日に必要なカロリーとその計算法をを詳しく説明します。

猫は年齢によって必要なカロリーが異なってくる?

もちろん、猫は月齢や年齢により運動量が異なるため、必要なカロリーも異なります。
しかし、必要カロリーが少ないからと言って食事量を少なくすればよいということでもなく、適切な食事量を与えることが大切です。

はじめにカロリーの計算方法をチェック!

猫の必要カロリーを管理するうえで知っておきたいのが、猫の必要カロリーを計算する方法です。
カロリー計算はパソコンやスマートフォンについている電卓アプリを使いましょう

まず、以下の式で安静時エネルギー要求量(以下RER)を求めます。
RER=体重(kg)*体重(kg)*体重(kg)√(電卓のルートキー)√(電卓のルートキー)*70

例えば我が家の猫の場合、以下のようになります。
RER=5.8*5.8*5.8√√70=261.6188517401898
計算を楽にするため、小数点以下を四捨五入して262とします。
この数字がこれからご紹介するカロリー計算の基礎となる数字です。

この数字に猫の年齢や体調などの要因を関数にした数字をかけて、必要カロリーを求めます。

子猫の時に必要な一日のカロリー

キトン(子猫)は体の発育のため、そして驚くほどの運動量を補うため、かなりのカロリーを消費します。
その必要カロリーは一般的な成猫の2~2.5倍です。
キトン(子猫)の必要カロリーを求めるには、以下の計算式を使用します。

RER*2.5

体重別に計算したカロリーは以下の通りです。

体重(kg) 必要カロリー(kcal)
1.0 175
1.5 237
2.0 294
2.5 348
3.0 399
3.5 448
4.0 495
4.5 541
5.0 585

成猫の時に必要な一日のカロリー

アダルト(成猫)は成長期の猫と比べると必要カロリーが少なめです。
さらに、不妊・去勢手術を受けた猫は太りやすくなるため、さらに必要カロリーが少なくなります。
アダルト(成猫)の必要カロリーを求めるには、以下の計算式を使用します。

不妊・去勢手術前の猫
RER*1.4

体重別に計算したカロリーは以下の通りです。

不妊・去勢手術後の猫が一日に必要なカロリー

不妊・去勢手術後の必要カロリーを求めるには、以下の計算式を使用します。

RER*1.2

体重別に計算したカロリーは以下の通りです。

体重(kg) 必要カロリー(kcal)
2.5 167
3.0 191
3.5 215
4.0 238
4.5 260
5.0 281
5.5 302
6.0 322
6.5 342

シニアになった時に必要な一日のカロリー

シニア期に突入した猫は、健康な体の維持を目的としてきちんと食事を摂らせなければいけません。
食が細くなったからと放っておくと、みるみる痩せたり毛並みが悪くなったりするため注意が必要です。
シニアにはシニア向けのキャットフードを与え、きちんとケアしてあげましょう。
シニアの必要カロリーを求めるには、以下の計算式を使用します。

RER*1.1

体重別に計算したカロリーは以下の通りです。

体重(kg) 必要カロリー(kcal)
2.5 153
3.0 176
3.5 197
4.0 218
4.5 238
5.0 257
5.5 277
6.0 295
6.5 313

太りすぎてしまった猫にはカロリーを控えめに…

猫の肥満は病気の入り口です。
もしも愛猫のおなかがぽっちゃりしてきたら、給餌量の見直しが必要になります。
例えば「すごく太ってはいないけれどぽっちゃり気味」という場合、必要カロリーを求める式は以下の通りです。

RER*1.0

しかし明らかな肥満の場合、カロリー制限と運動が必要になります。
そこで、必要カロリーは以下の式で計算します。

RER*0.8

多頭飼いの場合、食事制限がなかなかうまく進まないということもあるでしょう。
食べ残しはすぐに下げる、無理のない程度の上下運動を増やすなど、ダイエットを頑張ってみてくださいね。

カロリーが足りてない?キャットフードの量が少ないのが原因?

子猫の発育が芳しくない、シニアがどんどん痩せていく、成猫なのに体型が維持できない、そんなお悩みをお持ちではありませんか。
そんな時、安易にキャットフードを増やす前にいくつか疑うべきことがあります。
猫のカロリーが足りていない、もしくはどんどん体重が減っていく場合、栄養不足のほかに以下のようなことをチェックしてみましょう。

きちんと駆虫できているか

回虫をはじめとする寄生虫が猫のおなかにいる場合、寄生虫が栄養分を吸収し、必要カロリー分のキャットフードを与えていても栄養不足になります。
猫を拾った・保護した場合、まずは駆虫を行うことが大切です。
駆虫後は年齢(月齢)・食欲・運動量を配慮しつつ、年齢に合ったキャットフードを与えましょう。

ノミ・ダニはいないか

きちんとキャットフードを与えているのにフラフラしている、舌の色が青白い、ぐったりして元気がない場合、ノミ・ダニに吸血されていないか心配です。
一匹一匹はとても小さなノミ・ダニですが、それが数十匹、数百匹にもなると、一回の吸血量は半端な量ではなくなります。
しかもノミ・ダニは繁殖力が強く、放っておいて減るということはほとんどありません。
迎えたばかりの猫は駆虫とノミ・ダニ予防もしっかり行ってください。

食物アレルギーはないか

食物アレルギーの代表的な症状は嘔吐・下痢・皮膚炎です。
特に年齢(月齢)に適したキャットフードを与えてもあまり食べない、吐き戻しがひどい、うんちが緩い等が続く場合、食物アレルギーがないか疑います。
特に猫を迎えたばかりの方はキャットフードの選び方が分からず、ホームセンターの激安キャットフードを買い求めがちです。
特に小麦やとうもろこし、乳製品はアレルギーリスクが高いため、できれば避けることをおすすめします。

カロリーで見たキャットフードの量はどのくらい?

では、愛猫の一日に必要なカロリーが計算できたところで、実際にキャットフードをどのくらい与えればよいのかを計算しましょう。
しかし、キャットフードごとにカロリーが異なるため、なかなか計算が難しいところです。
そこで、一日にどのくらいのキャットフードを与えればよいかを計算できる計算式をご紹介します。

まず、先ほどご紹介した計算式で一日に必要なカロリーを求めます。
次に、以下の計算式で一日に与えるキャットフードの量を計算します。

計算式で求めた一日に必要なカロリー*100/キャットフードのカロリー

これを我が家の猫で求めると以下のようになります。
RER=5.8*5.8*5.8√√70=261.6188517401898 (=262)
肥満気味なので 262*1.0=262
そしてモグニャンのカロリーは374kcal/100gなので 262*100/374=65.40471293504745(65g)
という計算です。

パッケージの給餌量にもほとんど同じ量が掲載されているため、パッケージを参考にしても全く問題ありません。
愛猫のコンディションをきちんと把握しておきたいという方は、ぜひこの計算を試してみてはいかがでしょうか。

まとめ

今回は猫の必要カロリーを計算する方法をご紹介しました。
猫の月齢や年齢、そして体型や運動量に応じて猫の必要カロリーは違います。
ご紹介した方法は運動量をほぼ加味していない、いわゆるイエネコをモデルケースとして算出しているため、運動量の多い猫や野良猫ではさらに必要カロリーが増えるため、注意しましょう。
カロリーを計算し、愛猫に合ったキャットフードを選んであげてくださいね。

管理人がキャットフードを実際に試してみました。
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