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キャットフードの人工添加物の危険性

人工添加物に百害あって一利なし!危険な添加物と原料とは

突然ですが、みなさまはキャットフードを購入する際、原材料名を確認していますか。
粗悪なキャットフードの中には、食べ物とは呼べない原料や人工保存料が使用されていることがあります。
どのような原料が危険なのか、どのような影響があるのか、添加物と材料をまとめました。
猫ちゃんの体に優しいキャットフードの選び方と、おすすめキャットフードもご紹介します。

添加物の入っていないキャットフードについて詳しく知りたい方は下記からどうぞ

 

■肉副産物の危険

肉副産物とは、簡単に説明すると「人間が口にしない動物の肉」です。
食用肉は人間用に販売し、残りの部分は格安でペットフード製造会社へ販売されます。
そんな肉副産物には、目玉やくちばし、内臓や血液などが含まれます。
さらに「4Dミート」と呼ばれる危険な肉が肉副産物として使用される場合もあります。
4D ミートとは、病気やけが、奇形などが原因で出荷できない肉を指します。
これらの「食用ではない肉」は安全とは言いがたく、健康を害する可能性があります。

■保存料とは?危険性は?

保存料は食品の風味や見栄えを良くしたり、品質が低下しないよう添加されます。
品質の低下したキャットフードは食いつきが悪くなるほか、下痢や嘔吐などの健康被害を及ぼします。
特にキャットフードは脂質が多く含まれているため、保存状態が悪いとあっという間に酸化してしまうのです。
そこで、キャットフードの酸化を防ぐため「酸化防止剤」が必要になります。

これだけ読むと「保存料はいいものでは」と思われる方もいるはずです。
しかし、保存料には「発がん性物質」や免疫を低下させるリスクのあるものも含まれます。

ペットフードの成分表示を義務付ける「愛玩動物用飼料の安全性の確保に関する法律(ペットフード安全法)」では、これら保存料を「一切使ってはいけない」とは定めていません。
あくまで「汚染された原料を使用しないこと」「定められた上限に従い添加すること」を定めているに過ぎません。

また、環境省は「原材料に含まれる添加物の表示は義務ではない」としています。
つまり「危険な保存料を使っているけど、どのくらい使ったかは内緒」と言われているのと同じなのです。
保存料の規制や表示に関しては、海外のほうが品質管理が厳しく、安全といえます。
ペットフード安全法に基づき製造されている国内製のキャットフードは危険と言わざるを得ません。

■酸化防止剤はなぜ危険?

キャットフードは脂質が多く酸化しやすいことをお伝えしたのですが、それは必然的に「酸化防止剤」が使用されているということです。
酸化防止剤には、3つの種類があります。

1つめは「天然」と呼ばれる酸化防止剤です。
成分は「天然ビタミンE」です。
天然の酸化防止剤は、ハーブなどから酸化防止に効果がある成分を抽出したものです。
安全性が高く、キャットフードを選ぶ際は天然の酸化防止剤を選ぶことが望ましいです。
キャットフードの成分表示では以下のように表示されます。

先頭に注意!という画像が付きます。<例>
・酸化防止剤(ローズマリー抽出物)
・酸化防止剤(緑茶抽出物)

2つ目は「天然型」と呼ばれる酸化防止剤です。
こちらは天然のビタミンEに酢酸を加え、ビタミンの形を安定させたものです。
しかし体に入った際、より効果的に作用するのは天然のビタミンEです。
キャットフードの成分表示では以下のように表示されます

<例>
・酸化防止剤(ミックストコフェロール)

3つ目は「合成型」と呼ばれる、最も危険な酸化防止剤です。
合成型は主に石油から精製されます。
天然や天然型と異なり、合成型には強い毒性が指摘されています。
キャットフードの成分表示では以下のように表示されます。

<例>
・酸化防止剤(エトキシキン)
・酸化防止剤(BHT)
・酸化防止剤(BHA)

特に危険な添加物

次の項目では、具体的に避けるべき酸化防止剤と添加物をご紹介します。

S級ランクの危険な酸化防止剤

【危険度★★★★★】特に危険な酸化防止剤

エトキシキン エトキシキンは食品添加物ではありません、農薬です。
食品安全委員会の調査によると、エトキシキンを投与された実験動物は数十日後に命を落としています。主な死因は、悪性リンパ腫(がん)でした。
エトキシキンは日本では食品添加物として使用することが許されていない、大変危険な薬品なのです。
BHT BHT(ブチルヒドロキシアニソール)は、エトキシキンと同じく発がん性が認められる薬品です。

本来の用途は、石油の酸化防止剤であり、食品向けではありません。
過去、人間の食品にも添加されていたのですが、発がん性が指摘された後BHTを使用している製品はほぼなくなりました。

BHA BHA(ブチルヒドロキシアニソール)も発がん性が認められています。
こちらも動物実験の結果、悪性リンパ腫(がん)で多くの動物が命を落としています。
国内で食品添加物と使用されることは稀ですが、輸入食品には使用されていることが多いため、猫ちゃんだけでなく飼い主さんも注意が必要です。
ガソリンの酸化防止剤を、あなたのかわいい猫ちゃんに与えられますか。

危険な人口添加物

【危険度★★★★★】特に危険な人工添加物

硝酸カリウム/亜硝酸ナトリウム 硝酸カリウム・亜硝酸ナトリウムはキャットフードの発色剤として使用されます。
この2つが体内で結びつくと、発がん性物質に変化します。
ペットフード安全法では使用を認めながらも上限を定めているため「危ないけど優秀だから、少しなら使っていいよ」と片目を瞑っているに過ぎません。
体が小さい猫ちゃんには猛毒であることは間違いないのです。
ソルビン酸カリウム 本来の用途は「防腐剤」です。
ソルビン酸カリウムを投与された動物の大多数に遺伝子・染色体異常が発生したと報告されています。
更に恐ろしいことに、ソルビン酸カリウムと亜硝酸ナトリウムを同時に摂取することで、体内に発がん性物質が発生するのです。

【危険度★★★★】危険な合成添加物

プロピレングリコール 現在、ペットフード安全法によりプロピレングリコールはキャットフードへの添加が禁止されているため、直接猫ちゃんの口に入ることはありません。
着色料の溶剤やウェットフードの保湿を目的とし添加されます。
万が一、猫ちゃんがプロピレングリコール入の食品を口にすると、赤血球に異常をきたす可能性があるため要注意です。

【危険度★★★】安全性が確認されていない添加物

グリシリジン グリシリジンは甘味料としてキャットフードに添加されます。
グリシリジンの正体は、甘草(カンゾウ)の茎や根から抽出されたエキスです。
しかし、グリシリジンは安全性が確認されていない甘味料なのです。
なぜかというと「なぜ甘いのか謎」だからです。
こういった理由から人間の食品に進んで添加されることはないようです。

【危険度★★★★★】特に危険な着色料

赤色2号、赤色104号 赤色2号と赤色104号は石油から精製された着色料です。
日本では一部の食品で使用禁止、海外では使用禁止されています。
発がん性が認められており、大変危険な着色料です。
赤色3号 赤色2号と同じ、石油から精製された着色料です。
こちらも発がん性が認められており、大変危険です。
赤色40号 他の赤色着色料と同じ、石油から精製された着色料です。
発がん性のほか、アレルギーの危険性があります。

【危険度★★★★】危険な着色料

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青色1号、青色2号、青色3号 赤色着色料と同じ、石油から精製された着色料です。
発がんのリスクは低いとされていますが、海外では使用禁止されています。
青色2号は染色体異常や免疫低下が報告されています。
黄色4号、黄色5号 赤色、青色着色料と同じ、石油から精製された着色料です。
発がんのリスクは低いとされていますが、ぜんそくやアレルギーの原因になることが報告されています。

【番外編】

アフラキトシン
防カビ剤として危険性を指摘される事が多いのですが、おそらくアフラ「ト」キシンと勘違いされた可能性があります。
アフラトキシンはカビ毒を指すため、危険といえます。
カビ毒を添加するのは、正気の沙汰ではありません。
そんなキャットフードはありえないと断言できます。

なぜ人工保存料が使われるのか?

ここまで数多くの人工保存料をご紹介しました。
なぜ危険があるのに保存料を使用するのかというと、我々人間の購入意欲を駆り立てるためと言えます。
日持ちを良くするのは買いだめを可能にするため、綺麗な色は食欲をそそります。
しかしそれは、あくまでターゲットが人間だからなのです。
野生の猫ちゃんは狩りをし、新鮮な肉を食べているため保存料は不要です。
着色を施しても、猫ちゃんの目は「赤色」を認識できません。
つまり、保存料も着色も猫ちゃんのためにならず、健康を脅かすだけなのです。
猫ちゃんの為を思ってキャットフードを選ぶなら「無添加」が望ましいです。

人工添加物を使用しないキャットフードとは?

「でも、酸化防止剤が無かったらすぐに腐ってしまうんじゃ…」と思われる方もいるはずです。
あくまで合成添加物を使用せず、食物から酸化防止の効果を得れば問題ありません。
例えばビタミンC(アスコルビン酸)、ローズマリー抽出物、緑茶抽出物(カテキン)、コーヒー豆抽出物(クロロゲン酸)などの天然の食品から酸化防止効果を得られます。

また、おいしいキャットフードに着色は不要です。
あくまで人間の目に映るキャットフードが美味しそうに見えるだけであり、猫ちゃんには一切関係ありません。
健康被害も考慮し、着色料の使用されていないキャットフードを選びましょう。

添加物の入っていないキャットフードについて詳しく知りたい方は下記からどうぞ

 

こんなキャットフードがオススメ

ここまでご説明したとおり、添加物の観点では「無添加」が望ましいです。
人口添加物は「百害あって一利なし」です。

食いつきに関しては、着色ではなく「風味」が大切です。
猫ちゃんは赤色を認識しない代わりに鋭い嗅覚を備えています。
着色されたキャットフードではなく、香り高いキャットフードを選ぶほうが食いつきが良くなります。
特にシニア猫は老化から嗅覚が弱まるため、ふりかけなどで匂いを増すとよく食べます。
チキンやサーモンの香りは、猫ちゃんだけでなく人間も食欲が増しますよね。

栄養の観点では「高タンパク・穀物不使用」が望ましいです。
肉食動物である猫ちゃんには、動物由来のたんぱく質が必要不可欠です。
ペットフード安全法は原料を表示する際、多く使用した原料から先に記載するよう定めています。
原材料名のはじめに「チキン」「サーモン」と記載されたキャットフードがおすすめです。
別項でもお伝えした「○○ミール」「肉副産物」は良質なたんぱく質と言いがたく、避けたほうが良いと言えます。

■安全・美味しさを兼ね揃えたキャットフードとは

1.モグニャンキャットフード

モグニャンキャットフードのパッケージ

グレインフリーで添加物もなく、尚且つ素材のよさも併せ持つキャットフードはモグニャンキャットフードです。

子猫からシニアまであらゆるタイプのねこに対応出来るキャットフードはモグニャンキャットフードです。

 

モグニャンキャットフードをお試し前に。成分と口コミを徹底解剖

2.カナガン キャットフード
カナガンキャットフード
無添加・穀物不使用・高たんぱくで定評のあるカナガンです。
ここまで原材料が明瞭で、栄養の添加が少ないフードは大変珍しいです。
保存料はすべて天然のハーブを使用しており、一般的なキャットフードより賞味期限が短めのため、新鮮なうちに使い切りたいところです。
天然ハーブの効能(免疫力の向上、ストレス緩和、尿路結石防止)は、猫ちゃんの健康を保持促進してくれます。
カロリーは約390kcal/100g と高く、子猫から成猫まで幅広く与えることができます。
いかがでしたか。
普段はあまり意識しない添加物が、とても恐ろしいものに感じられますね。
猫ちゃんの小さな体で毒素を排出するのは、とても負担が大きいのです。
「人工添加物は百害あって一利なし」をスローガンに、まずは現在与えているキャットフードの原材料名を確認してみましょう。
かわいい我が子と末永く幸せに暮らすため、まずは食べ物から見直しましょう。

カナガンキャットフードの公式サイトは以下からどうぞ



カナガンキャットフードのレビューは以下からどうぞ

カナガンキャットフードをお試しする前にチェック。成分と評判まとめ

3.ジウィピーク デイリーキャットクィジーン ラム
無添加・穀物不使用・高たんぱくと三拍子揃っているキャットフードです。
材料の90%にラムを使用しているため、説明するまでもなく高たんぱく高カロリー(394kcal/100g)です。
材料はたった7つの食物ですが、足りない成分をすべて天然の添加物で補っているようです。
特にビタミンはサプリメントで補っており、原料が少ないぶん、多くの栄養を添加している印象を受けました。

4.ヤラー オーガニックキャットフードグレインフリー
こちらも無添加・穀物不使用のキャットフードです。
化学肥料、農薬、ホルモン剤、遺伝子組み換え不使用という究極の健康志向のもと開発されています。
さらに、原料のほぼ100%がオーガニック認定されており、分からない素材が一切含まれていません。
キャットフードには珍しい「ビール酵母」を使用し、消化吸収の手助けをしています。
カロリーも 353kcal/100g とやや高めで、成長期の猫ちゃんにも安心して与えられます。

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管理人がキャットフードを実際に試してみました。


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