アカナキャットフードの成分と評判

 

アカナとは

アカナはカナダのチャンピオンペットフーズ社が販売するキャットフードシリーズの名称です。
カナダ政府認定のヒューマングレードかつ新鮮な食材のみ使用し作られるアカナは、高品質であることに定評があります。
アカナは日本だけではなく海外でも大人気です。
アカナを分析してみた

今回は「アカナ ワイルドプレイリー キャット（以下「アカナ」とする）の成分を分析していきます。

 

成分分析値を見ると、高たんぱく高脂質であることが分かります。
カロリーは 406kcal/100g と高く、成長期の猫ちゃんに最適です。
公式ホームページではアカナ1カップのうち34%がたんぱく質、42%が脂肪、24%がフルーツ・野菜由来であるとで説明しています。
また、尿の pH を 5.5 とやや酸性に調節し、ストルバイト尿石を溶解する効果もわずかに期待できます。

 

原材料の一覧を見ると、キャットフードとは思えないほど多種多様な食材が使用されていることに驚かされます。
栄養価の異なる様々な食材を組み合わせることで、適切な栄養バランスを保っているのです。
なかでも動物性たんぱく質と植物性たんぱく質は、なんと15種類も使用されていました。

アカナは穀物を使用しないため、キャットフードをカサ増しすることなく栄養満点です。
また、穀物アレルギーでお悩みの猫ちゃんやおなかの弱い猫ちゃんはアレルギー症状が抑えられるといううれしい効果が期待できます。
危険な合成保存料や香料の使用もなく、食物由来の香りがします。
しかし、裏を返すと「匂いがかなりきつい」のです。
高たんぱくなフード特有のガツンとくる強烈な香りは猫ちゃんによって好き嫌いが分かれそうです。
香りが気になる場合、グラスランドやパシフィカと言った別のフレーバーをおすすめします。

 

 

アカナを分析するうえで気になる点は2つあります。
まず1つめは、脂質のオメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸のバランスがやや取れていないことが挙げられます。
一般的にオメガ3脂肪酸が2に対しオメガ6脂肪酸が1の割合が理想的です。
2つめは成分とは直接関係が無い事ですが、粒が平たく中~大きめのため、食器にくっついてしまったりお口が小さい猫ちゃんやシニア猫ちゃんにはやや食べにくそうです。
【口コミ】アカナ海外ユーザーの反応

国外の大手通販サイトのレビューをまとめました。
海外では長毛種の猫ちゃんと暮らす飼い主さんがアカナをおすすめしている傾向があるようです。

 

 

海外でもアカナは高品質高性能キャットフードとして人気を博しています。
レビューのうち、およそ70%が「非常に満足した」と回答していました。
メインクーンやノルウェージャンフォレストキャットの飼い主さんは毛並みに大満足と答えています。
非常に良質なたんぱく質が毛並みをよりよくしてくれるようです。

 

 

香料を使用しない自然が香りが「きつすぎる」と評価されていました。
あっさりしたキャットフードが好きな猫ちゃんにはアカナは濃厚すぎます。
あっさりが好きな猫ちゃんはアカナの別のフレーバーを使用すると良いでしょう。
猫ちゃんが水を飲みたがるのは腎不全の前触れである可能性も考えられるため、早急に動物病院を受診すべきです。

 

 

【口コミ】アカナ国内ユーザーの反応

国内大手通販サイトの口コミをまとめました。
反応は海外とほぼ同じ結果となっています。

 

 

軟便に悩んでいた猫ちゃんがしっかりしたうんちをするようになったという口コミが多く見られました。
2.27kg/5049円 という価格はプレミアムフードの中ではお値打ちと言えます。
価格以上に良い原料と良い効果があることからリピーターが多く、アカナしか食べないという猫ちゃんもかなり多いようです。

 

 

海外同様、香りに関する口コミが多く見られました。
同じアカナでもワイルドプレイリー（鶏メイン）の評価はやや低く、グラスランド（羊メイン）を好む猫ちゃんが多い傾向があります。
また、同メーカーが販売する「オリジン」シリーズと比較されることがあり「アカナはオリジンの劣化版」とまで言うユーザーさんもいました。

 

アカナの評判をまとめると以下のようになりました。

まとめ

今回はアカナの口コミと成分をご紹介しました。
良質な食材を豊富に使用しているにもかかわらずやや安価で求めやすいところがアカナのおすすめポイントです。
たくさんの食材からさまざまな栄養を摂ってほしい飼い主さんはアカナを試してみてはいかがでしょうか。