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イギリス産の最高級キャットフードとして、世界中の愛猫家に支持されているシンプリーとカナガンは、どちらも株式会社レティシアンというメーカーの商品です。
両方とも優れたキャットフードなのでどちらを選んでいいのか分からないという方は多いと思われます。
そこで今回は、シンプリーとカナガンのキャットフードを徹底比較してみましたので、シンプリーか、カナガンかで迷われている方は、是非、参考にしてみてください。
■シンプリーとカナガンの共通点とは■
まずはシンプリーとカナガンの共通点を確認してみましょう。
シンプリー、カナガンの原材料は主にタンパク質です。
そして、シンプリー、カナガンは、保存料・着色料・香料などの人工添加物は一切使用していません。猫の健康を第一に考えて、作られた高品質で安全性の高いプレミアムキャットフードです。
シンプリー、カナガンの価格は、共に3960円(税別)です。
そして、両方ともお得な定期コースがあります。
シンプリーとカナガンは、全猫種に対応していて、両方とも小粒で食べやすくなっています。
両方とも品質管理が徹底されたイギリスの自社工場で少量生産されていますので、常に新鮮なキャットフードが猫ちゃんの元に届きます。
■シンプリーとカナガンの違いとは■
シンプリー、カナガン、似ている点は多いですが比較すると以下のような違いがありました。
1.グレインフリー(穀物不使用)であるカナガンに対して、シンプリーは若干ではあるが穀物を使用している。
2.仔猫にも与える事が出来るカナガンに対して、シンプリーは、10ヶ月以降の成猫を対象としている。
3.関節ケアに優れたグルコサミン&コンドロイチンを配合しているシンプリーに対し、カナガンには上記の成分が配合されていない。
4.尿を酸性化させて、尿路結石症を予防してくれるメチオニンを配合しているシンプリーに対して、カナガンにはメチオニンは配合されていない。
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5.マグネシウム含有量0.09%と低いカナガンに対して、シンプリーは、0.14%と少し高めとなっている。
6.チキンを主原料としているカナガンに対して、シンプリーは、サーモンを主原料としている。
以上の点からお腹の弱い猫ちゃん、アレルギーが心配な猫ちゃん、10ヶ月未満の仔猫には、グレイン(穀物)フリーのカナガンが良いのではないかと思います。
老猫さんには、グルコサミン&コンドロイチンが配合されているシンプリーが良いでしょう。
猫は腎臓病や尿路結石になりやすいのですがシンプリー、カナガン、共にこれらの疾患を予防する効果がある成分が配合されていますので、これらの疾患を予防する目的で選ぶのであれば、どちらを選んでも良いかと思います。特に腎臓病の予防・改善に効果があるオメガ-3脂肪酸はシンプリー、カナガン共に配合されています。
シンプリーとカナガンは両方とも猫の健康を考えて作られた良質なキャットフードですが猫ちゃんが毎日、美味しく食べてくれる事が何より重要ですので、愛猫がフィッシュ派、チキン派、どちらであるかをまずは確認してから購入すると良いでしょう。
ちなみにこちらは細かい違いとなりますが100gおよそ357kcalのシンプリーに対して、カナガンはおよそ390kcalとなっていますので、肥満気味の猫ちゃんには若干低カロリーのシンプリーが良いでしょう。
シンプリーとカナガンの違いを表でまとめてみた
シンプリーとカナガンのキャットフードをねこの状態や年齢によっておススメ出来る成分をまとめてみました。
お腹の弱いねこ | カナガンキャットフード(穀物不使用) |
子猫 | カナガンキャットフード(子猫のうちから食べられます) |
老猫(シニア) | シンプリーキャットフード(グルコサミン、コンドロイチン配合) |
膀胱炎のねこ | シンプリーキャットフード(尿路結石症を予防するメチオニン配合) |
腎不全のねこ | カナガンキャットフード(マグネシウム少なめ) |
シンプリーとカナガンは、共に高品質で安全性に優れ、猫の健康をサポートする栄養成分を数多く配合したプレミアムキャットフードですが上記のように猫の年齢や状態によって、おススメ出来る部分が異なってきます。
それぞれの違いをしっかりと理解した上で、愛猫に最もベストなフードを選んで行きましょう。
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管理人がキャットフードを実際に試してみました。
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